人の成功を喜ぶ心

こんにちは、どっこいしょのシホです。

春の陽気となり、家の前の池に水鳥たちが戻ってきました。
水面をすべるように泳ぐ愛らしい姿を眺めながら、ある出来事を思い出しました。


とある空手の大会でのことです。
試合に負けて泣いている子に「よく頑張ったね」と声をかけると、こう話してくれました。

「あの子はすごいよ。だって、初めて出た試合で金メダルをとったんだ。」

悔しさはきっとあったはずです。それでも他の子の強さを素直に認めていたのです。


その時、なぜこの子は、負けても「すごい」と言えるのか。ふとそう思いました。

それはきっと、人の成功を自分のことのように喜ぶ心があるからではないでしょうか。
仏教では、この心を「随喜(ずいき)」といいます。人の幸せや成功を見て喜び、自分のことのようにうれしく思うことです。


大人になると、どうしても損得や比較の心で見てしまい、喜びを素直に表すことは難しくなるのかもしれません。
私にもまだまだそんな瞬間があります。

けれども、その子の「すごい」という一言には、素直な気持ちが自然とあらわれており、「人の成功を喜ぶこと」の大切さを教えてもらったように感じました。

私も、随喜の心で心穏やかに豊かな気持ちで暮らしていきたい、そう思ったものです。

あなたにも、こんな風に誰かの言葉や行動にはっとさせられた出来事はありますか?

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