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「一人で生きている」と思った時、 人は道に迷う
私たちは、自分一人の力で生きているように感じることがあります。
けれど、本当にそうでしょうか。
ここまで育ててくれた家族。 励ましてくれた友人。 厳しくも温かく導いてくださった先生。 毎日当たり前のように働いてくださる、たくさんの人々。
そして、2600年以上にわたって仏教の智慧を伝え続けてくださった、お釈迦さまをはじめとする多くの先人たち。
その一つでも欠けていたら、今の私たちは存在していません。
そう考えると、人は決して一人では生きていないことに気づかされます。
だからこそ、お釈迦さまは「感謝する心」をとても大切にされました。
感謝とは、特別なことではありません。
「私は多くのご縁に支えられて生きている。」その事実に気づくことから始まります。
そして、いただいたご恩を、今度は誰かへ返していく。
その積み重ねが、人と人とのご縁をつなぎ、より善い社会を育てていくのだと思います。
🌱 今日の実践
今日は少しだけ時間をつくって、これまでの人生を振り返ってみてください。
「今の私を支えてくださった方は誰だろう。」
そんな問いを心に浮かべながら、一人ひとりの顔を思い出してみてください。
そして、その方々への感謝の気持ちを、心の中でそっと伝えてみませんか。
もし機会があれば、その感謝を言葉や手紙にして届けるのも素敵なことだと思います。
感謝は、ご縁を結び直す力があります。
その一歩が、きっと未来の新しいご縁へとつながっていくことでしょう。
6つの方角は、 人生を照らす「心の羅針盤」
全6回の、「六方だより」にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
お釈迦さまが説かれた6つの方角は、人間関係を分類するための教えではありません。
親子、師弟、夫婦、友人、仕事、そして人生を支えてくださる方々。
それぞれのご縁の中で、自分の役割を果たし、相手を思いやることで、人生は少しずつ豊かになっていく。
そんな生き方を教えてくださる、人生の羅針盤です。
私自身、この教えに何度も立ち返ることで、人との向き合い方を見つめ直し、支えられてきました。
この本も、一度読んで終わる本ではありません。
嬉しい時、悩んだ時、人生の節目を迎えた時…。
そのたびにページを開いていただくことで、その時の自分に必要な智慧と出会える一冊になれば、これほど嬉しいことはありません。
もし、この6回の内容に少しでも心が動いたなら、ぜひ『人づき合いを円満に育くむ 6つの方角』を、お手元でゆっくり読んでみてください。
そして、ご家族やご友人、お世話になった方への贈り物として、この智慧を届けていただけたら幸いです。
一冊の本が、一つのご縁を育み、そのご縁がまた誰かの人生を照らしていく。
そんな「知恵の花束」が、これからも世界に広がっていくことを心より願っています。
また次回も、読者の皆様の気づきになるような、メルマガをお届けできるよう精進いたします。
どっこいしょ 知哲
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